2020.8.22
(更新:2021.1.2)
今回は僕が高校・塾講師・教員時代に見てきた落ちる受験生の特徴を3つに絞ってお話したいと思います。
正直、細かくあげていけばきりがないですが、
今回は、「意外編」ということで、「なんか勉強してそうに見えたけど、落ちしまう人」の話をしていきたいと思います。
本気で受かりたい人は、この状態にならないようにしましょう。
になります。
参考書に異常に詳しい受験生
これは男子に多いのですが、よく「この参考書は、ここが良くてここがだめでاللغة العربية,اللغة العربية,اللغة العربية,اللغة العربية……」
みたいな形で、異常なまでに参考書に詳しい受験生がいます。
冷静に考えてプロ(学校の先生や予備校講師など)以外で詳しくなるのは、物理的に厳しい量の参考書が出ています。
受験生がそれをすべてやっている時間は確実にありません。
それを通り越して解説しているのであれば、それは聞きかじった知識なので、そこまで信憑性が高いとはいえる可能性が低いです。
ただ、ギリギリここまでなら、まだ良いです。
確かにある程度なら、参考書に詳しい人はいますし、あまり詳しくない人からすれば少し詳しいだけでも、受験生は必死なので、すがる思いでちゃんと聞きます。
更に注意すべきは、「聞いてもいないのに、参考書のうんちく」を言ってくる人は、もうフルで聞き流しましょう。
時間がもったいないです。
スマホやゲームは封印したんだけど、友達と話してばかりいる受験生
これは他人から見てもストイックにやっているように見えますが、
一番はやっている本人が自己満足になっている可能性があります。
スマホやゲームを我慢することに意識が行き過ぎているため、
そこでエネルギーを使い、本質的な、
封印→勉強までステップが辿りついていません。
本来の受験の作業はどこまでも、「勉強する」ことであることを忘れないことが大切です。
自習室(図書室)には来てるけど、勉強に集中していない受験生
最後はこれです。
ある意味であるあるなのが、本好きの生徒です。
基本的に真面目で勉強も苦手ではないのですが、
自習室、さらに言えば図書室で本を読んでしまい、いつの間にか勉強時間が削られています。
これは自習室に来て、スマホをいじっていたり、自習室で寝ていて、「あれ?いつのまにか1時間半たってる」という人にもありがちです。
結論=本質は勉強すること
以上の3つに当てはまるのは、
「形式(見た目)に気がいき、本質(成績)が充実していない生徒」です。
例えば学校職員でも、見た目が良い方は結構いらっしゃいます。
そういう方々は確かにモテます。
ただ、一方で生徒から信頼を得ている生徒は間違いなく「実力がある人」です。
仮に見た目だけで、大人気であれば、それは見る側の生徒が受験や指導力に期待していないのだと思います。
なので、常に「本質とはなにか」を考えて行動することが大切です。
今回は以上になります。
コメント・相談があれば、お願いします。