「どうしても早慶・GMARCH・日東駒専に行きたい…」
「世界史の点数が取れなくて困っている…でも本気で受かりたい」
このロードマップは、上のような受験生の悩みを解決できる記事になっています。
そのため、「別に受かっても受からなくても良いや」という人は今すぐページを閉じてください。
この記事を書いている僕は下記のような経験があります。
この記事の執筆者
これまで、僕の教え子には偏差値73.6の生徒、共通テスト95点の生徒、GMARCH以上の私大で9割の点数とった生徒もおり、この記事の方法を実践して成績を爆上げしていきました。
このロードマップは、
- センター試験(現共通テスト)で97点をとったS君
- 一年で進研模試13点から90点まで上げたOさん
- 三か月で模試6割から9割に成績を上げたTさん
を指導した経験の全てを詰め込んだテキストになっています。
この方法を実践した生徒からは、
こんなメッセージをもらい、本当に嬉しかったです。
みんなにも同じ気持ちを味わって欲しい…と本気で作ったので、本気の人はぜひ読んでください。
この記事では、最初に受かるための全体像を示し、そのあとでレベルごとの参考書や勉強法を解説していきます。
この記事でわかること
この記事に書いてあることが実践できれば、私立大学に合格するための合格点、さらに8割・9割と受験本番で点数を取ることができます。
※世界史以外の科目に関しては、下記の記事がおすすめです。
「絶対に早慶・GMARCHに受かりたい…」そんな本気の人を応援してます。
国語・英語でも迷っている人は、参考にしてみてください。
【全体像】世界史で合格点をとるために必要な考え方
最初に、「世界史受験で合格点をとるために必要な考え方」をわかりやすく説明します。
下の図を見てください。
まずはとにかく、マーク模試で6割取れる実力を身につけましょう。
なぜなら、それが受験に必要な基礎力になっていくからです。
その後、それぞれの志望校別に対策していきます。
「じゃあ、その基礎とか対策ってどうやってやるの?」というのをこれから紹介していきますね。
基礎(マーク模試6割)のための【参考書と勉強法】
合格に絶対必要な世界史<三種の神器>
この<三種の神器>は、受験の基礎から当日まで使う超重要な参考書のことです。
教科書(下記から一つ)
- 『詳説 世界史B』山川出版社
- 『世界史B』東京書籍
- 『ナビゲーター 世界史B 1~4』山川出版社
(教科書が難しい人におススメ!!) - 『青木裕司 世界史B講義の実況中継』語学春秋社
(早慶以上の私大対策におススメ!)
資料集
- 『ニューステージ 世界史詳覧』浜島書店
基礎問題集(下記から一つ)
- 『世界史B マスター問題集』山川出版社
(一問一答が嫌いな人へ) - 『斎藤の世界史B 一問一答』学研プラス
(早慶上智志望は必須!) - 『世界史B 一問一答』Z会編集部
(GMARCHまでの私大にピッタリ!)
※それぞれの本の出典やリンクは一番下に一括してのせます
世界史の問題は、用語の暗記だけでなく文章の論述・資料・地図問題があるので、読む・解く・見るが網羅できる、この三つが基礎になります。
皆さんも、「一問一答だけではだめだ」や「流れを理解しよう」というアドバイスを聞いたことがありませんか?
これは、英語のreadingやwritingのように、読む力や理解する力、書く力が求められているのと同じで、世界史受験に必要な力を身につけさせてくれるのが、この<三種の神器>です。
事実、僕が教えてきた生徒で、「これまで一問一答と問題集ばかりやっていましたが、読むことを初めてから偏差値が上がりました!」という生徒がいました。
(その生徒は3か月で6割から9割に偏差値を上げて志望校に合格しました)
と、言っても、「そろえる教材はわかったけど、わかりやすい授業も受けたい…」という人には、独学者でも安心なおススメyoutube動画を紹介します。
独学でも安心!現役教師が進めるyoutubeのおススメ動画!
現役高校教師のmundi先生が行っている「世界史20話プロジェクト」。
正直、これがあれば基礎的な授業はほとんど網羅できます。
この動画を使いながら、下の「基礎勉強法」で、まずはマーク模試6割をクリアします。
【模試で6割を目指す「基礎勉強法」】
「基礎勉強法」では、マーク模試で6割(or偏差60)を目指します。
なぜなら、「マーク模試で6割(or偏差60)を取れると、基礎力が身についた証拠」になるからです。
僕自身、「この問題はわかるぞ…!」と思えるようになったのは、6割を超えるようになってからでした。
正直、3割4割だと「何がわからないか、わからない状態」なので、まずはこのマーク模試で6割(or偏差60)を目指して勉強することが、志望校合格の最大の近道です。
模試で6割を目指す「基礎勉強法」=読む(聞く)&解く(1:2の割合)
- (授業が見たい場合、youtubeで「世界史20話プロジェクト」(historia mundi)を見る)
- 「三種の神器」でそろえた教科書をページを区切って読む(大体10ページくらい)
- ☝が終わったら、教科書と同じ単元を「三種の神器」の基礎問題集を使って解く
- 基礎問題集を1ページずつ解き、1ページで9割取れたら次のページに進む
- 丸つけ時は、資料集の地図や図・表・絵を確認しながら丸をつける
- ページごとに出来なかった問題を必ずチェックする
※それぞれの本の出典やリンクは一番下に一括してのせます
とても地味ですが、このコツコツ進む以外に偏差値を上げる方法はありません。
これでマーク模試で6割(ギリギリ5割でも可)取れたら志望校ごとの勉強法に入っていきます。
【各志望校対策】(参考書と勉強法)
日東駒専対策(日大・東洋・駒澤・専修)
ここから、具体的にな志望校対策です。
まずは日東駒専。
用意するもの
- 『世界史 基礎問題精講』旺文社
- 過去問(3~5年分)
※それぞれの本の出典やリンクは一番下に一括してのせます
日東駒専対策では、問題集として、旺文社の『世界史基礎問題精講』をおすすめしてます。
なぜなら、問題のレベルや解説が適切で、日東駒専受験者や共通テスト7~8割を目指している受験生には最良の参考書だからです。
そして、次は勉強法です。
この方法でやれば、本番の試験でも合格点(大学によりますが7割)は取れます。
僕の教え子では、私立大学の本番の試験(GMARCH以上)で9割とって合格した生徒もいます。
最初は辛いですが、諦めずにコツコツやれば必ず偏差値は上がります。
日東駒専対策の勉強法
- ※基礎が終わり、マーク模試で6割(5割でもギリギリ可)取れるようになったら、
- 『世界史基礎問題精講』を一周解く(すでに授業でやった範囲だけで可)
- 解いたときに「日付、間違った問題」を書く、チェックする
- 二週目を解く、9割未満の単元をチェックする(9割出来たところは基本ok)
- 二週目を解いたときに、9割未満だった単元は「基礎勉強法」で復習して、再度解く
(9割取れるまで、上記を繰り返す) - 志望校の赤本を3~5年分解く
- 赤本で間違った単元をチェックし、『世界史基礎問題精講』で解きなおす
※それぞれの本の出典やリンクは一番下に一括してのせます
わかりづらいところがあれば、サイト・Twitterにドシドシください。
難関私立対策(GMARCH+津田塾)
用意するもの
難関私立対策では、難関私大問題集と論述問題集を一冊ずつ使います。
下が用意するものです。
<難関私大問題集>この二つのどちらか
- 『オンリーワン 世界史完成ゼミ(2冊)』代々木ライブラリー
- 『関東難関私大 入試対策用世界史問題集』山川出版社
<論述問題集>この二つどちらか
- 『世界史 論述問題集』オリジナル問題集
- 『詳説 世界史論述問題集』山川出版社
<+α>
- 苦手チェックシート(一番下の【参考書&使うもの 紹介一覧】にあり)
- 過去問3~5年
上の準備ができたら、下の勉強法で勉強してみましょう。
この方法でやれば、本番の試験でも合格点(大学によりますが7割)は取れます。
僕の教え子では、私立大学の本番の試験(GMARCH以上)で9割とって合格した生徒もいます。
最初は辛いですが、諦めずにコツコツやれば必ず偏差値は上がります。
難関私立対策の勉強法
- ※基礎が終わり、マーク模試で6割(5割でもギリギリ可)取れるようになったら、
- 難関私大問題集を一周解く(すでに授業でやった範囲だけで可)
- 解いたときに「日付、間違った問題」を書く、チェックする
- 二週目を解く、「9割未満の単元と日付」をチェックする
(9割出来たところは三週目はなし) - チェックした9割未満の単元を1~2週間おいてもう一度解く
(時間がおけないなら、一日おきでも大丈夫) - ☝を9割以上になるまで繰り返す
- 論述問題集を2週する(やり方は問題集に書いてある通り)
—この時点で、マーク模試7・8割に到達— - 共通テストを5年分解き、間違った分野を「苦手チェックシート」でチェックし、「基礎勉強法」と「難関私大問題集」で復習する
- 赤本3~5年分を解き間違った単元を「基礎勉強法」と「難関私大問題集」で復習する
※それぞれの本の出典やリンク、使うものは一番下に一括してのせます
わかりづらいところがあれば、サイト・Twitterにドシドシください。
最難関私立対策(早稲田・慶應・上智)
用意するもの
最難関私立対策では、最難関私立問題集と論述問題集を一冊ずつ使います。
下が準備するものです。
最難関私立問題集(この二つのどちらか)
- 『HISTORIA』学研プラス
- 『実力をつける世界史100題』Z会出版編集部
論述問題集(この二つのどちらか)
- 『世界史 論述問題集』オリジナル問題集
- 『世界史論述練習帳 new』パレード
<+α>
- 苦手チェックシート(一番下の【参考書&使うもの 紹介一覧】にあり)
- 過去問3~5年
上の準備ができたら、下の勉強法で勉強してみましょう。
この方法でやれば、本番の試験でも合格点(大学によりますが7割)は取れます。
僕の教え子では、私立大学の本番の試験(GMARCH以上)で9割とって合格した生徒もいます。
最初は辛いですが、諦めずにコツコツやれば必ず偏差値は上がります。
最難関私立対策の勉強法
- ※基礎が終わり、マーク模試で6割(5割でもギリギリ可)取れるようになったら、
- 難関私大問題集を一周解く(すでに授業でやった範囲だけで可)
- 解いたときに「日付、間違った問題」を書く、チェックする
- 二週目を解く、「9割未満の単元、日付」をチェックする
(9割出来たところは三週目はなし) - チェックした9割未満の単元を1~2週間おいてもう一度解く
(時間がおけないなら、一日おきでも大丈夫) - ☝を9割以上になるまで繰り返す
- 論述問題集を2週する(やり方は問題集に書いてある通り)
—この時点で、マーク模試7・8割に到達— - 共通テストを5年分解き、間違った分野を「苦手チェックシート」でチェックし、「基礎勉強法」と「難関私大問題集」で復習する
- 赤本3~5年分を解き間違った単元を「基礎勉強法」と「難関私大問題集」で復習する
※それぞれの本の出典やリンク、使うものは一番下に一括してのせます
わかりづらいところがあれば、サイト・Twitterにドシドシください。
【よくあるQ&A】
Q:「いつから世界史の受験勉強始めれば良いですか?」
A:絶対的な答えはありませんが、僕は「今すぐ英語の勉強を始めて、下をクリアしたら世界史を勉強しろ」と言います。
基準としては、
- 日東駒専ならマーク模試英語5割
- GMARCHならマーク模試英語6割
- 早慶ならマーク模試英語7割
をクリアしてから世界史に取り組めると戦略的に良いです。
Q:「授業ってどうやって受ければよいですか?」
A:学校で世界史の授業があるのなら、必ず復習に使います。
というのも、基本的に世界史(他の科目)もそうですが、インプット→アウトプットを繰り返したほうが効率が良いです。
予習も良いですが、そのためにわざわざ予習のための勉強をすることになるので、授業の効果を最大化させたいのであれば、復習の方が確実に効率的です。
そのため、可能であれば、
- 授業後や昼休み…授業で取り扱った単元の問題を5分でも解く
- 放課後…授業で扱った単元を丸々復習する
これが続けられれば、偏差値50後半から60までは確実に到達します。
Q:世界史以外の科目はどうすれば良いですか?
「英語や国語もどうしてよいかわからない…」という人は、下記の記事をどうぞ。
私立文系受験なら、英・国で出来るだけ早く、どちらもマーク模試で6割を目指してください。
片方どちらか6割にのれば、世界史をこのロードマップを使って勉強していきましょう。
【参考書&使うもの 紹介一覧】
《基礎勉強法》
<教科書>
・『詳説 世界史B』山川出版社
(www.amazon.co.jp/dp/4634700344)
・『世界史B』東京書籍
(www.amazon.co.jp/dp/4487165156)
・『ナビゲーター 世界史B 1~4』山川出版社
(教科書が難しい人におススメ!!)
(www.amazon.co.jp/dp/4634030659)
・『青木裕司 世界史B講義の実況中継』語学春秋社
(早慶上智志望者におススメ!)
(www.amazon.co.jp/dp/4634030659)
<資料集>
・『ニューステージ 世界史詳覧』浜島書店
(www.amazon.co.jp/dp/4834320251)
<基礎問題集>
・『世界史B マスター問題集』山川出版社
(一問一答が嫌いな人へ)
(www.amazon.co.jp/dp/4634030896)
・『斎藤の世界史B 一問一答』学研プラス
(早慶上智志望におススメ!)
(www.amazon.co.jp/dp/4053048893)
・『世界史B 一問一答』Z会編集部
(GMARCHまでの私大にピッタリ!)
(www.amazon.co.jp/dp/4865311386)
《日東駒専対策問題集》
・『世界史 基礎問題精講』旺文社
(www.amazon.co.jp/dp/4010347031)
《難関私大問題集》
・『オンリーワン 世界史完成ゼミ(2冊)』代々木ライブラリー
(www.amazon.co.jp/dp/4896808975)
・『関東難関私大 入試対策用世界史問題集』山川出版社
(www.amazon.co.jp/dp/4634032066)
<論述問題集>
・『詳説 世界史論述問題集』山川出版社
(www.amazon.co.jp/dp/463403039X)
《最難関私大問題集》
・『HISTORIA』学研プラス
(www.amazon.co.jp/dp/4053038405)
・『実力をつける世界史100題』Z会出版編集部
(www.amazon.co.jp/dp/4860669258)
<論述問題集>
・『世界史論述練習帳new』パレード
(www.amazon.co.jp/dp/4434137271)
苦手チェックシート
他の科目の対策
たまに、「もっちゃん先生、世界史の勉強方法はわかったんですけど、他の科目はどうしたら良いですか…」という質問をもらいます。
そんな時は、僕は映像授業を薦めています。
なぜなら、今の映像授業は安価で高品質です。
なので、みなさんの、
「あまり塾にお金が払えない…」
「周りに通える塾がない…」
「効率的に勉強したい…」
という悩みにも答えてくれます。
興味のある人は、下の記事で解説していますので、見てみてください。
最後に~モチベーションが下がった時・勉強しても結果が出ない時~
ここまでお疲れ様でした。
この文を読むだけでも、頭を使ったと思います。
受かるためにこのサイトの一文も力を使って読めるあなたなら、受験も絶対にがんばれます。
ただ受験は山あり、谷ありです。
モチベーションが下がることも勉強しても成績が上がらない時もあります。
そんな状況を応援するために、別記事も用意してあります。
【モチベーションが下がった時・勉強しても結果が出ない時】は読んでみてください。
それではみなさんの合格を祈っています。
何か質問があれば、どしどしコメントください。