現役高校教師が解説!映像授業のデメリットと初心者のための選び方

「受験のために映像授業を受けたいけど、どうやって選べばよいだろう…」
「初めて選ぶから選び方がわからない…」
「やってみたけど、選んで失敗したらどうしよう…」

今回はこんな悩みに答えていきます。

この記事でわかること

  1. 映像授業のデメリットがわかる
  2. 映像授業で失敗しないための選び方がわかる
  3. 映像授業をやめた方がよい人がわかる

この記事を読んでいる人は、

この記事を書いている僕は下記のような経験があります。

この記事の執筆者

この記事は、受験指導歴9年・高校教師の経験から、「映像授業のデメリットと選び方」を解説していきます。

映像授業は昔と比べ、良質な授業やサービスばかりなので、上手に活用すれば間違いなく志望校合格に近づけるものです。

しかし、デメリットを把握せずに選び方を間違ってしまって、受験の貴重な時間を無駄にしてしまう生徒をたくさん見てきたので、この記事を見ているみなさんには是非自分に合った形で映像授業を選んで欲しいと思っています。

目次

映像授業のデメリット

まず、デメリットは以下の通りです。

  1. 授業が難しすぎることがある
  2. 質問ができない
  3. 一緒に勉強計画を立てる人がいない

一つずつ解説していきますね。

授業が難しすぎることがある

これは、自分に合っていないレベルの授業を受けてしまうとなってしまうことがあります。

例えば、難関大学専用の塾や映像授業や苦手科目を受ける際によくあります。
自分は私立大学志望なのに「難関国立大学対策」や基礎からしっかり勉強したいのに「発展レベル」になっていると、授業を受けてもまったく何を言っているかわかりません。

なので、自分のレベルに合った授業を配信してくれるサービスを選ぶことが大切です。

質問ができない

映像授業だとどうしても理解できずにそのまま進んでしまうことがあります。
その場合、苦手分野の克服が難しくなってしまう可能性があります。

一緒に勉強計画を立てる人がいない

学校や予備校には先生やチューターがいるのに対して、自分一人で受ける授業を決めなくてはいけません。

なので、「どの講座を受けた方が良いのか」わからないという生徒が良くいるため、その弱点をカバーしてくれるサービスがおすすめになります。

映像授業の失敗しない選び方

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上のデメリットをカバーするために、

  1. 無料体験できるサービスを選ぶ
  2. 指導コーチがいるサービスを選ぶ
  3. レベル別の動画や対応があるサービスを選ぶ

この三つをカバーできるサービスがおすすめです。

無料体験できるサービスを選ぶ

今の映像授業の多くのサービスは無料体験をしています。

この体験サービスを使えば、「あれ?思ってたのとなんか違う…」や「難しすぎる…」というミスマッチは起こらなくなります。

しかも、そのほとんどが体験期間中に解約すれば一切お金はかかりません。
中でもおすすめは、
スタディサプリ
(二週間の無料体験)
河合塾one
(一週間の無料体験)
のふたつ。

スタディサプリは二週間の無料体験・河合塾oneは一週間の無料体験を行っているため、初心者の方でも気軽に申し込めます!

もし「自分には合わないな…」と思えば、すぐに解約もできるので、安心です。

指導コーチがいるサービスを選ぶ

今の映像授業は、教科の質問や勉強計画を一緒に立ててくれる指導コーチ(コーチング)のサービスも充実しています。

特に、
スタディサプリ 合格特訓コース(10780円/月)
 (現役難関大コーチ・科目サポーター付)

スタディコーチ 逆転合格実現コース(54800円/月)
 (現役東大生や難関大生の専属コーチ付)

上記を見ると「ちょっと高い…」と思う人がいるかもしれませんが、
指導コーチ(コーチング)のサービスは、少し値が張りますがそれでも大手の予備校に通うよりは大幅に安いです。

スタディサプリ 値段比較例

出典:スタディサプリ 高校講座

レベル別の動画や自分のレベルに合った対応があるサービスを選ぶ

上でも書きましたが、サービスによっては「難関大学対策」のように一定のレベルしか対応していない映像授業もあります。

そのため、ベーシック(基礎)からトップレベル(発展)まで様々なレベルの授業を展開しているサービスがおすすめです。
ここは長くなるので、下の「おすすめ映像授業 ランキング」にまとめておきました。
じっくり比較したい方は、下記で見比べて見てください。

おすすめ映像授業 ランキング

上記でおすすめした映像授業を総合的にまとめたランキングもあるので、
「もっと詳しく見てみたい!」
「まだ迷っているからいろいろな情報が知りたい!」
という人は参考にしてみて下さい。

映像授業をやめた方がよい人・向かない人

ここまでで、映像授業の選び方・おすすめを紹介してきましたが、最後に「映像授業をやめた方がよい人・向かない人」を紹介していきます。

自分の向き不向きがわかれば、時間やお金を無駄にせずに済むので、参考にしてみてください。

  • 予備校や塾で他の人と切磋琢磨したい人
  • 映像授業だけだとどうしてもやる気になれない人
  • 完全宅浪の浪人生(メンタル的に相当きつい)

予備校や塾で他の人と切磋琢磨したい人

「勉強はしたいけど、一人じゃなくてレベルの高い仲間と一緒にやりたい」
「予備校や塾のみんながピリっとしてる自習室の雰囲気でやりたい」

という人は、無理に映像授業じゃなくて良いと思います。

そんな人は、
・予備校(塾)
・予備校(塾)と映像授業の併用
など、同じ空間で勉強できる仲間を探すのが良いです。

映像授業だけだとどうしてもやる気になれない人

「映像だけじゃなく、対面で教わりたい」
「一緒にやりながら管理してほしい」という人もいると思います。

こんな人は、
・予備校(塾)
・家庭教師
・予備校と映像授業の併用
・家庭教師と映像授業の併用

など、実際に誰かに教われる環境が大切です。
予備校や塾、家庭教師が良いですが、もし料金の不安があるのなら、映像授業と併用することをおすすめします。

どちらも最低限のプランで頼めば料金は安いですし、双方の良いとこ取りができます。

完全宅浪の浪人生(メンタル的に相当きつい)

完全宅浪の浪人生は、映像授業オンリーだとかなりメンタル的にきついです。

ただでさえ、学校などの制約から解放され、何をやっても良い状態が続くので、自己管理が最も大切になってきます。
自己管理も含めて多くの浪人生は予備校に通って生活リズムを整えますが、映像授業だと自己管理が思うように出来ません。

そのため、もし浪人が決まって「遊んでしまいそう…」という人は予備校をおすすします。

映像授業も良いですが、その場合「相当きつい」ことを覚悟して宅浪してください。

まとめ

今回の記事をまとめると、

映像授業のデメリット

  1. 授業が難しすぎることがある
  2. 質問ができない
  3. 一緒に勉強計画を立てる人がいない

映像授業の失敗しない選び方

  1. 無料体験できるサービスを選ぶ
  2. 指導コーチがいるサービスを選ぶ
  3. レベル別の動画や対応があるサービスを選ぶ

映像授業をやめた方がよい人・向かない人

  • 予備校や塾で他の人と切磋琢磨したい人
  • 映像授業だけだとどうしてもやる気になれない人
  • 完全宅浪の浪人生(メンタル的に相当きつい)

になります。

「もっと詳しく知りたい…」という人がいたら、網羅的にまとめた記事がありますので、よかったら参考にしてください。

以上、もっちゃんでしたー!

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