・日本大学に合格したいけど、世界史の対策方法がわからない…
・対策方法とか、おすすめの参考書が知りたいな…
今回の記事は、上のような受験生の悩みを解決できる記事になっています。
僕はこれまで下記のような経歴で受験生を指導してきました。
この記事の執筆者
これまで、僕の教え子には偏差値73.6や共通テストで95点、GMARCH以上の私大入試で9割以上をとり、志望校に合格した生徒もおり、この記事の方法を実践して成績を爆上げしていきました。
この記事では、前半で日本大学の各学部の傾向を紹介し、後半では実際に受かるためのステップについて詳しく解説していきます。
この記事でわかること
この記事を読み終えたら、大学の傾向だけでなく、使うべき参考書や対策法、勉強法が身についている状態になります。
日本大学 各学部 世界史の特徴
学部名 | 偏差値 | 解答形式 | 頻出主題傾向 |
---|---|---|---|
商学部 | 50~55 | 全てマーク | ・時代:古代~近代・(まれに現代) ・内容:政治・経済・社会・(少し)文化 |
経済学部 | 50~52.5 | 〃〃 | 〃〃 |
法学部 | 47.5~57.5 | 〃〃 | 〃〃 |
文理学部 | 47.5~57.5 | 〃〃 | 〃〃 |
危機管理学部 | 47.5 | 〃〃 | 〃〃 |
スポーツ科学部 | 45~47.5 | 〃〃 | 〃〃 |
国際関係学部 | 42.5~55 | 〃〃 | 〃〃 |
芸術学部 | 40~60 | 〃〃 | 〃〃 |
偏差値は河合塾・パスナビを基準にしています。
日本大学 世界史 全体的な特徴と出題傾向
- <数回試験があるが、全て内容はほぼ同じ>
<形式と難易度>
・全てマーク(語句選択と正誤問題が半々)
・難易度:標準 - <時代や分野>
・時代:古代~近代(まれに現代)
・分野:政治・経済・社会・(少し)文化
日本大学 各学部 対策法と参考書
※【最重要】志望校対策に入るその前に…[基礎:マーク模試6割の壁]
「早く志望校対策をしなくちゃ…」と焦る気持ちはよくわかります。
しかし、少し待ってください。
僕は、直接生徒やこのサイトでも言っているのですが、まずマーク模試で6割(悪くても5.5割)はとらないと、各志望校の対策はできません。
なぜなら、それより下の点数は世界史の基礎が身についていない状態だからです。
そのままやっても、「なんかよくわからないけど、出来たり出来なかったりするぞ…」や「どの大学でも5割くらいはとれるけど、合格点がとれない…」という、もったいない状態になります。
なので、6割とっていない人は、こちらの記事を参考にしてください。
早く対策をしたい気持ちはわかりますが、まずは基礎を固めましょう!
日本大学 世界史 対策の2ステップ
日本大学では、(ほとんど)マーク・記述問題の出題になるので、それぞれの対策を2ステップに分けて解説します。
- ステップ1:マーク・記述対策
- ステップ2:過去問対策
- (おまけステップ:論述対策)
ただ一つ勘違いしないで欲しいのは、このステップを一つだけやればよいわけではなくすべてやると効果がある、ということです。
世界史も、努力した分いきなり偏差値が10や15、一気に上がる日が来ます。
その時までの種まきとして、コツコツ頑張ってください。
ステップ1:マーク対策
マーク対策ですが、下記の『世界史基礎問題精講』で対策しましょう。
『世界史 基礎問題精講』旺文社
なぜなら、この問題集は標準問題の良問を数多くそろえていて、対策問題集としてはうってつけだからです。
具体的な勉強法としては、
勉強法
- ※基礎が終わり、マーク模試で6割(5割でもギリギリ可)取れるようになったら、
- 『問題精講』を一周解く(すでに授業でやった範囲だけで可)
- 解いたときに「日付、間違った問題」を書く、チェックする
- 二週目を解く、「9割未満の単元と日付」をチェックする
(9割出来たところは三週目はなし) - チェックした9割未満の単元を1~2週間おいてもう一度解く
(時間がおけないなら、一日おきでも大丈夫) - ☝を9割以上になるまで繰り返す
です。
大変ですが、この大変な作業をできる人が受かっていきます。
途中であきらめずに頑張りましょう。
地味な作業ですが、その大変な作業が皆さんの実力をあげています!
諦めずに、コツコツやっていきましょう。
ステップ2:過去問対策
- 赤本を5年分解く
- 間違ったところは「苦手チェックシート」(後述)にチェックする
- チェックシートの単元を復習する
- もう一度赤本を解き、9割以上を取る
(ここまでが一般受験、二週間前までに終えていれば上出来)
苦手チェックシート ※苦手発見に使ってみてください
ここまでくればあとは受けるだけです。
自分の努力に自信をもって、受験してください!
おまけステップ:論述問題
これは余裕がある人だけの話ですが、僕は世界史だけでなく学力を上げたいなら、「論述問題を解くことは必須」だと思っています。
なぜなら、論述問題を解くと、「世界史の流れだけでなく読解力や構成力など日本語力を向上させることにつながる」からです。
論述問題をやったおかげで、「国語や英語もできるようになった」ということよくある話です。
なので、もし一年生や二年生でまだ時間的に余裕がある人は必ず論述問題に取り組んでみてください。
下記の記事で詳しく解説しています。
まとめ
おつかれさまでした。
ここまで根気強く読めたあなたなら、受験勉強も必ず乗り越えられます。
最後にこの記事をまとめて終わりにします。
「これどこに書いてあったっけ…」とどこにあるかわからなくなってしまったら参考にしてください。
- 日本大学 各学部 世界史の特徴
・日本大学 世界史 全体的な特徴と出題傾向 - 日本大学 各学部 対策法と参考書
※【最重要】志望校対策に入るその前に…[基礎:マーク模試6割の壁]
日本大学 世界史 対策の2ステップ - まとめ
お疲れさまでした。
ここまで読めた君ならきっと大丈夫です。
受験勉強、頑張ってください。